マコなり社長（”UNCOMMON”/アンコモン）はなぜ炎上したのか【理由・解決策まで徹底解説】
こんにちは、ぶやさんです。
こちらの記事を見ているあなたは、「マコなり社長 炎上」に関してググっていたらたどり着いたと思います。
実際に事実を元に、僕の見解をお伝えしていきます。
結論、”有名になり過ぎてしまい、セールス不要な人にいきなり売り込みを行ったこと、インフルエンサーの煽り、Divの赤字”という複数の要因が重なり炎上を引き起こしました。
マコなり社長は、影響力が高くなった反動で”有名税”をがっつり納税している感じだ...。と強く思いました。
*「税」と聞くと金銭的な部分以外にも有名になることで生じる「炎上、ゴシップ、スキャンダル」もその類です。
今回、当記事では以下2点について深堀りしていきます。
- 何故、”UNCOMMON（アンコモン）”が炎上したのか
- 商品販売をする際、どうすれば摩擦なく販売できるか
炎上理由＋マーケティング観点から解説していきます。
まこなり社長のことも詳しく知らない人もいますのでザックリまとめます。
マコなり社長の経歴・会社（株式会社Div）
日本最大級のプログラミングスクール「テックキャンプ」を運営する株式会社DivのCEO（代表取締役社長）です。
名前：真子就有（まこゆきなり）
生年月日：1989年9月18日
年齢：31歳（2020年11月現在）
出身地：福岡県福岡市
現住所：東京都渋谷区
趣味：バスケ・ランニング・アニメ・映画
また、チャンネル登録者89万人を超えるYouTubeチャンネル「マコなり社長」を運営されていて、ビジネス系インフルエンサーとしてもご活躍されています。
控えめに言ってもイケメン、極論を淡々と話される発信は個人的に好きです。この動画とかでハマりました。
僕自身も３年程前に一度会社（転職活動で）へお邪魔したことがありました。
当時は20名とかそれぐらいのフェーズで、すれ違う人が皆さん気さくな方で働きやすそうだなと思いました。
”プログラミングの教育事業というコンセプト”を聞いて、面白そうな会社だな。と直観的に感じました。
マコなり社長とはお話しませんでしたが、すれ違うみなさんが気さくに話しかけてくれて、すごく好印象でした。
マコなり社長の新サービス”UNCOMMON（アンコモン）”
「仕事が出来る人に生まれ変わる」というコンセプトに1年間の開発期間を経て始まったオンラインセッションサービスです。
オンラインで全国どこにいても受講でき、70％以上がワークショップと言う実践型のサービスです。
毎日2時間（朝：夜）を学習することで「思考法（論理的思考力）」を鍛えると言う内容になります。
”仕事で約立つスキルを1ヶ月”で（全額保証付き）で学べるという内容です。
ワークショップを1ヶ月通して、行うと「正しい思考習慣」が身につくという感じかなと。
今の時代にマッチしていますが、1ヶ月間で人格がガラッと変わり思考力が身につくのはかなり難しいかな...というのが正直な感想です。
習慣化には目安期間があります。
- 「行動習慣」は1ヶ月
- 「身体習慣」は3ヶ月
- 「思考習慣」は6ヶ月 ←ここへのアプローチ
全て検証済みデータとなり、行動習慣を変えるレベルの成果しか起こらないという前提で、UNCOMMONで学んだ内容を反復して”半年~1年間”は継続していく必要があります。
マコなり社長”UNCOMMON”（アンコモン）の評判
【自己投資】1ヶ月で17万円は高いのか？
結論：安い
1ヶ月受講した結果、特に変わったのはマインド
全ての基礎であるマインドが大きくないとそれに伴う行動や結果も大きくならない
一ヶ月の時間と17万円という大金を投資した本気の人だけでのペアワークは最高#UNCOMMON #感想 #マコなり社長 https://t.co/8bb76Hl9Pc
— 人形町のyuta@2月は人生の岐路に立つ (@yutacareer) January 8, 2021
まこなり社長のアンコモンの件でビジネス系Youtuberの中でも賛否パックリ別れたなー
個人的な意見としては①の方の意見に近い (敬称略)①もふもふ不動産, kboy, yuji, 迫佑樹, 大河内
②KENTA,宏洋三代目,失敗小僧,utwenty,はりー— のりまき (@eieieng2) January 11, 2021
まこなり社長のアンコモンが情報商材だー！！とか言ってるけど、3ヶ月後に『アンコモン受けてから成長して30万の開発案件が取れました！ありがとうございました！！』みたいなツイートが出てきて、叩いてたやつら涙目みたいなのがもう予想出来てる
— ゆうき@固定インスタ30の知識配布中 (@yuukinstagram) January 13, 2021
マコなり社長の新サービス”UNCOMMON”（アンコモン）はきれいに賛否両論別れました。
- 良い評判
・”UNCOMMON”（アンコモン）のサービスは安い
・人生を左右する思考法を学ぶことが出来る
- 悪い評判
・”スキルアップのスクール”ではなく情報商材
・価格が高く参加出来ない
個人的には目的があれば、15万円単位の自己投資はそこまで高くないかなと思います。
ただ、出来るビジネスマンになるという抽象度の高い目標なので、実際に1ヶ月の短期間で学びを活かしてガラッと変わるのはハードかなと思います。
情報商材っていうイメージが壊滅的に悪い理由は、一昔前の詐欺商材・ネオヒルズ族の印象が世間体的に良くない印象を残した名残ですね。
詳しくは以下記事で執筆しました。
僕たちの脳みそは反社会的な情報（殺人、強盗、逮捕）へ反応する特性があります。
詳しくは言及しませんが、レビューでみんなが悪いと話せば、「悪だよね」というフィルターを通した二次情報を受け取ることになります。
ニュースとかで過度に情報を曲解させて話していると思います。”UNCOMMONの炎上”もそれと本質は同じです。
マコなり社長”UNCOMMON”（アンコモン）炎上した理由
”UNCOMMON”（アンコモン）が炎上した理由は２つにまとめることができます。
1, ”UNCOMMON”（アンコモン）が情報商材と炎上
2, 赤字決算の情報を見て、インフルエンサーが情報発信を始めたと考察
1つ1つ解説していきます。
1, ”UNCOMMON”（アンコモン）が情報商材と炎上
芸能ゴシップを扱う週刊誌の記者のよう「情報商材を売り始める、会社の決算状況がやばい」という曲解した情報の解釈をされる方が多く、まこなり社長が謝罪する動画も作られていました。
実際に意見を聞くことも大切ですが、事実を見るという癖（ロジックチェック）を行った方が懸命です。
三崎優太（青汁王子）が結構分かりやすくまとめてくれています。
個人的にもサービス内容を見ないで「批判するのはどうかな...」と思います。
2, 赤字決算の情報を見て、インフルエンサーが情報発信を始めたと考察
株式会社DIVの決算報告書に対して、YouTube界隈でも情報商材を始めるという切り口で話される。
ただ、赤字という表面的な情報をみてヤバイと騒ぐインフルエンサー、別に事業投資だから分析する人に別れる。
マコなり社長の会社の決算公告をみて、「赤字や負債がヤバい」といってる人がたくさんいますが、ヤバいわけがない。
逆に「赤字は広告費や人件費や教材改善など、将来へ向けた投資である」と説明できてるから、金融機関は融資するし、投資家も出資するんですよ。
話のレベルが2段階ぐらい違う。 pic.twitter.com/ehzej3Z5wG
— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) January 8, 2021
サービスに対して、「あーだこーだいう議論」ではなく、論点がズレ、Divの経営状況まで論点が及ぶという収集が付かない状況になっているという感じです。
事実・データを分析すること
に徹するべきです。
”二次情報、三次情報”が拡散されてしまい、情報発信者のフィルターを通した情報が広がっているというのが現状です。
炎上が起きたゴシップニュースへ飛びつくのではなく、背景・マーケティング視点から分析して言ったほうが健全かなと思います。
マコなり社長が炎上せずに”UNCOMMON”（アンコモン）を販売する戦略
ここからは「どうすれば、炎上（摩擦）無く”UNCOMMON”を販売させられたのか？」というテーマを深堀りしていきます。
炎上の発端は、いきなり不特定多数の人に17万円の商品をセールスしたことに問題があります。
商品に興味がない人によっては「いらねぇよ、この高額商材は」と反発します。
具体的には、DRM（ダイレクトレスポンスマーケティング）という手法で販売していきます。
具体的には、以下の3つの手順です。
- 見込み客を集める為に無料プレゼントを用意する
- お試し体験期間を設けて、購入のハードルを下げる
- 無料トライヤルを経験済みのお客さんへセールスする
1.見込み客を集める為に無料プレゼントを用意する
「こんなの無料でもらっていいの!?」というレベルの情報を与えていきます。
例えば、マコなり社長の場合、会社を経営されていて圧倒的な実績があるので、仕事術、時短術を体系化した動画講義、レポートをお渡しするとUNCOMMON（アンコモン）との神話性もあります。
無料で圧倒的な情報をもらった見込み客は「少なからず何かしらの形でお返ししたい...」と思うはずです。
返報性の原則
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く。
Wikipediaより引用
この無料段階でいかに「有料級の情報を開示できるか？」が勝負になります。
”無料情報を受け取った人へ抽出”していきます。
プレゼントを受け取ったお客さんにのみ、お試し体験のオファーを出していきます。
2.お試し体験期間を設けて、購入のハードルを下げる
Netflix、Huluの動画サービス30日間無料お試しキャンペーン、化粧品のお試しセットのようにUNCOMMON（アンコモン）にもお試し期間を設けていきます。
最初の顧客と接点を持つ際は、無料（割安）セッションを儲けることで購入寸前の見込み客にアプローチすることができます。
Tech Academy以上に実際に体験してもらうことがいいかなと思います。
今回のUNCOMMON（アンコモン）のサービスを1回のセッションを3000円、5000円とかトライヤルセットで提供していきます。
ここで高額費用なお金を払っても、学びへ投資したい人へにセールスする準備が完成しました。
3.無料トライヤルを経験済みのお客さんへセールスする
無料（割安）セッションを行ったお客さんへクロージングを行っていきます。
”UNCOMMON”（アンコモン）のサービスに興味を持っている見込み客に対して、セールスを掛けていくので”購買意欲が高い見込み客さん”へ絞ることでクレーム・炎上の工数も減らすことが出来ます。
まこなり社長のYouTubeの視聴者が商品購入までの動線をまとめると、以下の通りです。
ワンクッション・フィルターを通して、商品オファーを行えば、ここまで短期間で炎上しなかったと思います。
マナなり社長 まとめ
今回の記事をまとめていきます。
- マコなり社長が有名になり、有名税が莫大に納税
- ”UNCOMMON”（アンコモン）は思考力を鍛えるワークショップメインの体験型スクール
- 炎上した理由は、赤字決算で高額（15万8000円）
情報商材を始めたと解釈される - 体験せずに曲解した悪い情報が拡散される
- マーケティング側は、見込み客にだけに販売していくべき
実際にお金稼ぎは「価値の交換」なので、悪も善もありません。
僕たちは自己実現のために金稼ぎなり、計画・行動・改善を行っていければと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
ぶやさん