【書評】脳科学マーケティング100の心理技術【ネタバレ&レビュー】
こんにちは、ぶやさんです。
「顧客が商品を購買するトリガーをカチャと引けたら...」と考えている人向けに記事を執筆していきます。
この本は、僕が自分の人生を変わるキッカケをくれたN氏から「これオススメの本だから読んでみて」と貰った本でした。
コンテツビジネス(独自商品)を販売するコンテンツメイカーには手にとって貰いたいのでサクッとレビューしていきます。
脳科学マーケティング100の心理技術は「売れる脳科学」の教科書
「脳科学マーケティング100の心理技術」(著者:ロジャー・ドゥーリー、翻訳協力:ブレインウッズ株式会社)というダイレクト出版の本です。
一言で要約すると”ニューロマーケティング(脳科学)を活用したマーケティングを事例ベースで学ぶ事”ができる本です。
目次:
はじめに
Chapter1 価格が脳に与える影響
Chapter2 五感を刺激して売り込む
Chapter3 脳が喜ぶブランディング
Chapter4 紙媒体と脳の相性がいい理由
Chapter5 脳が喜ぶ写真の使い方
Chapter6 顧客の脳の信頼を勝ち取る
Chapter7 脳が喜ぶ接客スキル
Chapter8 脳が喜ぶセールステクニック
Chapter9 脳を刺激するコピーライティング
Chapter10 脳が喜ぶマーケティング
Chapter11 男性脳、女性脳それぞれの攻略法
Chapter12 顧客の脳を買う気にさせる
Chapter13 脳を刺激する映像メディア活用法
Chapter14 脳を刺激するインターネット活用法
マーケティングの業界では、アメリカの10年前の流行が日本で流行ると言われるほど、研究が進んでいます。
- 高額すぎる値段を見聞きした際に「痛覚」と非常に似た反応をする
- 価格設定を修正することで「痛み」に近い感情を作ることができる
- 五感を刺激したマーケティングを展開することが強烈な印象を与える
既に研究済みの成果を「書籍」へ落とし込んだ実用書でした。
僕自身が参考になった部分は、Chapter1 価格が脳に与える影響(価格設定)、Chapter10 脳が喜ぶマーケティングはすぐ使えそうだなと感じました。
脳科学マーケティング「事例」を紹介
次に脳科学マーケティング100の心理技術の中で解説されている事例をいくつか紹介させて頂きます。
「20人に1人が死ぬ手術」
あなたは脳腫瘍で手術しなければなりません。
手術をしないと余命は1年と告げられました。
ここで2つの病院があります。
A病院の先生
「死亡する可能性もありますが、生存率95%の手術です。」B病院の先生
「受けた患者の20人に1人が死亡する手術です。」
あなたはどちらの手術を受けますか?
勘の鋭い人ならもうお気づきだとは思いますが、この2つは数学的には全く同じ確率です。
しかし、これを見たほとんどの人が
B病院の方をより危険だと感じています。これは「フレーミング効果」を応用したものです。
「脳科学マーケティング100の心理技術」
P.237より抜粋。
顧客の脳を支配する価格設定
レストランのメニューからクイズです!
次の3つの料金表示うち、
一番多く注文が取れたのはどれでしょう?(1) ¥記号をつけた数字で表示:¥1,200
(2) ¥記号をつけない数字表示:1200
(3) 文字で説明:千二百円少しの間、考えてみてください。
それでは、時間になりました。
(2)を選んだあなたはお見事、 正解です!
あなたは、脳科学の視点で
何が最高の成果を生むのかを 理解している
数少ない人かもしれません。不正解だったあなた、
気にすることはありません。
なぜなら、正解者の中でも
(2)が一番多く注文がとれる理由まで
説明できる人はほとんどいないからです。
実際の検証結果を分析した事例が300ページ近く並んでいます。
脳科学マーケティング100の心理技術【オススメな人】
脳科学マーケティング100の心理技術を学んぶべき人は「コンテンツビジネスを行っている人」にはオススメです。
特に自分の独自商品を販売している人は、”商品価格設定”は応用出来る部分が多いですね。
また、ニューロマーケティング(脳科学)による研究は最先端のマーケティングになるので、最新科学を味方に、”顧客へ訴求できること”が最大のメリットです。
もう一歩深堀りすると、顧客の思考を司る”潜在意識”へアプローチして行く手法です。
*潜在意識は思考・感情・学習の95%を占める
脳科学マーケティング100の心理技術【学ぶことが必要がない人】
脳科学マーケティング100の心理技術を買わなくていい人は「これからブログを書き始める、アフィリエイトを始める」は学ぶ必要はありません。
正直、実際に商品を販売している人向けの実践に活かせるポイントが明記された書籍なので、「初心者・行動出来ていない人」には必要ないかなと思います。
仮に経済的・時間的自立を目指し、一歩も行動出来ない・継続ができない、結果が出ない場合、コチラのページをご覧ください。
超凡人向けの自己管理方法はコチラ
脳科学マーケティング100の心理技術「コンテンツマーケティング」に活かすには?
具体的3つのステップにまとめました。
- 脳科学マーケティングをメモ取りながら読む
- 限定特典を活かして、ブログ・コンテンツビジネスへ転用
- 脳科学マーケティングを仮説検証サイクルを回す
実際に詳しく見ていきましょう。
1,脳科学マーケティングをメモ取りながら読む
実際にメモを取りながら、読み進めていきます。
さらっと1回読み流した程度で定着する知識、2、3日後には綺麗サッパリ忘れているでしょう。
実用書を読む際は「実際に実践できる状態」をゴールにしていきます。
つまり、何度も繰り返し見返せる状態です。
一番簡単かつオススメな方法は「チェックリスト化」です。
実際ににチェックリストを作成しておけば、パッと見返せば知識を定着できます。
メモを取ったら、いつでもiPhoneで確認できるようにEvernoteに保存しておきましょう。
詳しい勉強方法に関しては、コチラをご覧ください。
2,限定特典を活かして、ブログ・コンテンツビジネスへ転用
今回は購入者限定特典をお渡し致します。
脳科学マーケティングを実際に学び実践する際に僕が取り入れた。
限定特典1, メモ・ノートを公開
僕が実際にメモを取りながら学んだノートを公開します。
実際に僕のフィルターを通して、読書ノートを参考にしていただければ内容は噛み砕いて理解しやすいかと思います。
軽くパッと目を通して頂いて、読み進めていただければなと。
限定特典2, チェックシートを公開
実際にメモ・ノートの中から、実用できそうなポイントをメモ・ノートにまとめています。
実際に「ブログ構築・コンテンツビジネス」に活かすにはどうするか?というポイントに絞ってチェックシート化していきます。
ご自身のブログ、コンテンツ販売ページと照らし合わせてくださいね。
特典3, 才能を開花させる方法(非売品レポート)
脳科学マーケティンの内容を生かした「自己管理レポート」になります。
環境作りにフォーカスした内容になります。
全ての問題の原因は「多すぎること」から始まっています。
◯便秘「体に有害な食品の過剰摂取」
◯鬱病「過度なストレスの溜まりすぎ」
◯病気「体へのダメージの蓄積が一定ラインを超える」
急速な文明進化により、余計なものをプラスされてしまッタ結果、体に負荷が掛かり、慢性疲労が抜けない状態になっていきます。
「僕らの持ち合わせる能力の10%程度しか発揮できていない」という燃費の悪い状態で走り続けています。
「この糞づまり」を解消する最初のアプローチを解説シています。
”ここさえ慎重に行えば”スムーズにフォーカスが当てられるようになります。
無駄が多すぎる糞詰まり無駄なノイズのない環境・状態を構築してください。
3,脳科学マーケティングを仮説検証サイクルを回す
ブログ・コンテンツビジネスへ転用するタスクリストを用意できたらWEBの販売の仕組みを整えていきましょう。
チェックリスト見ながら仮説を元に検証していきます。
実際に仮説・検証サイクルを回すという感じです。
脳科学マーケティング100の心理技術【まとめ】
これまでの内容をまとめていきます。
- 脳科学マーケティングは「売れる心理学」の教科書
- 『売れる心理学』を活用することで購買意欲を高め、購買トリガーを引ける
- 脳科学マーケティングの事例を”あなたのビジネスへ転用方法”を思考する
- 脳科学マーケティングをブログ、コンテンツビジネスへ転用する
実際に知識へ投資して、学びを深めてもらえればなと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
ぶやさん